竪琴で思考ひろがる
- 安達摩澄
- 2017年9月10日
- 読了時間: 1分
竪琴を弾くようになって、数か月経ったころから、楽器の持つ可能性について色々と考えるようになりました。
初めて音を鳴らした時は、ピアノに似た印象を持ちました。しかし弾くうちに、ハープのような、またギターのようなチェンバロのような、お琴のような響きを持つこの楽器が、自分の中で不思議な広がりを持ち始めました。
そして、思い至ったこと。
それは、この楽器の持つ“多様性”。。これぞ、可能性だ、ということ。
もしかしたら、他のどの楽器よりも、個性が際立つ音楽の在り方が、ライアーの世界では可能なのではないか?…古くて新しい、何とも不思議な楽器だ…。
竪琴の常識はなかったけれど、私は私なりに、この楽器と関わる道をそこから模索し始めました。
人間関係において、“多様性を認める”というのは、要するに「みんなちがって、みんないい。」ということ。個性や違いを認め合えたら、喧嘩も苛めなく、安心して自分らしくいらる…。ライアーを通して、そんなことも改めて思いめぐらせるようになりました。
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