サヨナラ今年、また来年☆
今年もあとわずかですね。最近つくづく思うのは、一年経つのが何て早いこと…! それにしても、私にとってこれほど目まぐるしく状況・環境が変化するような年は、人生においてそう多くないのではと思うほど、変化の著しい年でした。 今までに聴いたことがなかった楽器・竪琴の響きにすっかり魅了され、ひたすら向き合ってきた一年・・・。まだまだ拙い演奏ですが、これから少しずつでも、成長していけたらと思います。 ブログを見て下さありがとうございました! 来年も、皆さんにとって素敵な一年となりますように。。 追記・・・ブログでは結構、真面目に書いていますが、喋るとだいぶ本筋から逸れてしゃべります(^-^; 面白くて笑える・楽しいコトも大好き☆! …来年はそんな話題も書いてみようかなー(#^^#)
楽器と曲の組み合わせ
◆どんな楽器でも、個々の楽器によって、合う曲とそうでない曲がありますね。楽器としての“人の声”は、その好例だと思いますが、ピアノも個々の楽器で随分音色や響きが違うものです。 個々の楽器というわけではないですが、ソリッド型(一枚板)の竪琴で子供のピアノ小品を弾くと、何とも素直で無垢で清らかな感じがするのですね。。曲の“表現づくり”が、楽器に締め出される感じです。箱物だと色々な表現を許してくれそうで、つい試してみたくなりますが、ソリッドタイプは、“清く正しく美しい感じ”がして…、楽器と曲を上手く合わせないと、どちらにとっても違和感のある仕上がりになってしまうのではないかと思うようになりました。 箱物・ソリッド型、どちらの楽器も自分にとって大切な世界。上手に使い分けられるようになることが、自分の新たな目標となりました。
自然な動きと共にある音楽
舞踊、ダンスと音楽には共通点があって、リズムなど一定の法則に沿いながら時間経過とともに芸術を進めるところが同じですね。どちらも、自然な動きや流れであれば心地よいものになるし、ぎこちなさがあれば、鑑賞していても何か違和感を感じます。 見て聴いて感じ取る部分だろうとは思いますが、いつも自然な動きや流れの中、自然な呼吸とともに音楽があって欲しいと思うし、そんな風に音楽が出来たら良いなと思います。(その為には、心身のゆとりが必要ですね。)
陽光を浴びたススキ
秋の景色で好きなのが、ススキの群生。それも、逆光を浴びたススキ畑。穂の一つ一つに陽を溜め込み、立ち姿は何か達観しているというか、満ち足りているというか…何だかドラマチックで素敵に見えます。 ・・・ずいぶん寒くなりましたが、秋の景色のなごりに、何だかほっとします。
不思議な生き物
竪琴の左側から光が当たると、弦の上の方が少し光って何だか綺麗です。それがまるで蜘蛛の糸のように見えたりして、そうすると私の左手は蜘蛛なのか、あるいはやはり蝶なのか、この生き物は一体何だろう?と思ったりします。 ・・・蜘蛛に見えたのは、シューマンの子供の小品「メロディー」を弾いていた時。左手が、弦の上をてくてくと歩くように見えました。 この曲は響きが素直で綺麗で、右左の手がメロディーと伴奏に比較的分離している、ピアノの経験がある方にはお薦めの曲ではないかと思います♪(私感ですが、ソリッド型(一枚板)の竪琴で弾くと一層馴染む気がします)
連打の弾き方(=私の場合)
竪琴は、鳴らした音を大切に保ちながら音楽を奏でますが、同じ音の連続(連打)は、他の楽器同様に難しいと思います。連続して同音を弾く時に、指のスタンバイが早過ぎると残響を消してしまうことになるので、それを避けるためにどうするか。次に弾くのを待って待って、音を聴いて保って保って・・・・・そしてギリギリ直前に弦に指を当てて弾く!…という感じにしないと、音楽の流れに間が空いてしまうのではないかと思います。 何より、呼吸が大切。。そして音が鳴り響いている間は、空気と自分の身体が同化した感覚で、次に弾くタイミングを上手に待つことが大切なのではないかと思います(この表現で伝わるでしょうか(^_^;)…。私の場合は、そんな感じを目指しています)
楽器のエネルギー補給
楽器は、人の身体と同じで、活動しない時間が長いと固くなってしまい、良い音が出ない状態になってしまいます。楽器が誕生してから、その血液を循環させ、筋肉を動かし、呼吸させてやるということが出来るのは、楽器を所有している人・演奏者ですね。 定期的に音を鳴らしてあげるというだけでも良いのですが、曲を演奏してあげると楽器が喜ぶように感じます。そして、生き生きと輝くようになります。だから曲というのは、楽器の食事みたいなものかなと思ったりしています。エネルギー補給して元気に演奏活動を!
日が決められない…
次のケーキ付きイベントを2月か3月にやりたいのですが、新曲のアレンジに結構時間がかかっていて、日程を決めるのに躊躇してます。。「さくら貝のうた」は完成が見えてきましたが、「この道」がストップしている…。春までは日本の歌を中心に取り組もうと思っていますが、実は他にもやりたい曲がいっぱい! 早く気持ちと裏腹に、一曲ずつ仕上げていくのに、だいぶ時間がかかっています。。
今日のレッスンで
「この曲、大好きです!」と言って、たくさん竪琴に向き合い取り組まれた様子のKさん。 いつも美しく弾きたいという思いが音に表れていましたが、今日はこれまでのレッスンの中で一番、音楽が綺麗に流れていました。…Kさんにぴったりの曲だと、私も直感的に思いました。ジャストフィットです!(^^) 弾きたい曲が、自分を引っ張ってくれるというのは、キャリアや年齢、レベルや楽器の種類に関係なく言えることですね。 -次回のレッスンが、とても楽しみです♪
指腹のどこで弾く?
◆指腹の部位名称はないけれど 竪琴演奏で重要な“指の腹”。その指の腹の、どこを使うかで音色は随分違うようです。 第一関節に近い辺りで、弦にあてる皮膚の面積を広めに使い、弦をよくしなわせて弾けば深い音が出るし、指先に近い所で優しく弾けば、風+葉っぱの囁くような音になります。また、手に対して奥側の弦を弾く時は、自然に指の角度が変わり指腹が自分と向き合うような格好になります。その場合の指先技術は、とても奥深く、弾く弦の位置や指の角度や強さ、離し方・・・。あれやこれやと試すと色々発見することがあります。 どんな音楽を奏でたいか、そのイメージを大切にして、音を良く聴きながら試行錯誤・・・。ずっとその繰り返し、、でも今は、それに尽きるような気がしています。