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「続・シセルの歌の話。」


「続・シセルの歌の話。」

シセル・シルシェブーが歌っていた曲について記事を書いたところ、fuminさんがきれいな楽譜にして下さいました。 そして、花が咲くさんによると、しばらく聴かない間に彼女はシルシェブーの名を捨てて、「シセル」に生まれ変わっていたのでした・・・笑。 記憶の中から、掘り起こされたもの・・・もしかしたら曲も若干違っていたりするのかもと思ったりしますが。 “悠久”という言葉を想起させるメロディーは、エコーのように響き、繰り返されるような気がします。 4分の4拍子で楽譜に収められましたが、記譜は便宜上のものであり、実際は楽譜からすり抜けて自由に、拍からも逸脱して歌われている・・・私の記憶の中では、そんな感じです。 「ソルヴェイグの歌」の方は、1991年の演奏動画の方が良いようにましたので、改めて貼り直しました。 https://www.youtube.com/watch?v=OMO-E4dSuoE ついでなので、前回貼っていた1993年動画と比較を。。 https://www.youtube.com/watch?v=3TUhk00H86g 何が違うのか、、まずは髪型?笑 91年は少女のような印象が若干ありますね(とは言えすでに随分な大人ではありますが。) 私としては91年の方が好きですが、その理由は、少々の初々しさ、瑞々しさからくる演奏の違いかな。。 でも93年のシセルの映像も、瞳がキラキラとしていて、まるで湖面を見ているようです。 演奏も素晴らしいのですが、何だか見ているだけでも美しくてうっとりしますね。 グリーグの「ソルヴェイグの歌」自体が好きなのですが、今や世界屈指のソプラノ、アンナ・ネトレプコの演奏動画が出てきました。 https://www.youtube.com/watch?v=V1q40aJjaF0 こちらはクラシックの王道。 艶やかで磨かれた声の表現芸術。 抜群の安定感。伸びやかで圧倒的な美しさです。 2人の歌を言葉で表すなら、シセルはクリスタル・ヴォイスで、ネトレプコはゴールデン・ヴォイス。。 スープで言うと、塩味とカレールウのような違いを感じます(あくまで私感です(^_^;)) 皆さんのお好みは、どちらでしょうか。 私は・・・初めに出会ったシセルの歌にはまってしまい、「ソルヴェイグの歌」と言えばシセルの歌い方の方が、しっくりきてしまいます。 (*「ソルヴェイグの歌」はグリーグの「ペールギュント」組曲の中の一作品です。)


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